堺市西区の宮川歯科医院では、予防歯科にも力を入れています。フッ素化物で虫歯予防を!近隣の高石市、和泉市からのご来院もお待ちしております。

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TEL:072-261-7579
FAX:072-261-1182
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フッ化物でむし歯予防 穴の開いたむし歯は、元には戻りません

むし歯は、ごく初期のCO(シーオー)の場合治ることもありますが、一般的にはほかの病気と異なり、人間の身体がもっている自然に治す力で治ることはありません。ですから、まずむし歯にならないように予防することが何よりも大切です。むし歯をはじめとする歯と口腔の病気は、全身のさまざまな健康状態と密接に関連することがわかっています。健康な毎日をすごすためには、まず歯と口の中の状態を良好に保つことが、大切な条件になります。


むし歯のはじまり(1) むし歯のはじまり(2)
人の口の中には多くの細菌がすんでいます。その中にミュータンス菌などのむし歯菌が、糖分を養分にしてネバネバした物質をつくり、その中でむし歯菌が増殖し、プラーク(歯垢)をつくります。
飲食をすると、その直後からむし歯菌が糖分から酸をつくりだして、プラークが酸性になります。このとき歯の表面(エナメル質)を溶かし、カルシウムやリン酸が奪われます。この反応を脱灰といいます。   しばらくするとだ液の働きにより、酸が中和され、カルシウムやリン酸が歯の表面(エナメル質)に再び戻ってきます。これを再石灰化といいます。

飲食のたびに脱灰と再石灰化が繰り返され、脱灰が優勢になると再石灰化が追いつかなくなり、むし歯へと進行していきます。ここでは、フッ素化物での虫歯予防をご紹介します。



歯を強くする最良の方法~フッ化
フッ素とはどんなもの
フッ素(元素記号[F])は、塩素やヨウ素などと同じハロゲン族元素の一つです。化合力が非常に強く、身の回りのある土や水、草や木などの植物、いろいろは動物はもちろんのこと、人間の身体にも例外なくフッ素は含まれて居ます。

私たちは、毎日食べ物や飲み物からフッ素化合物を身体に取り入れています。フッ素や、人間の身体、とくに歯や骨を丈夫にする有益元素です。


※フッ素元素の陰イオン(F-)の状態にある
  ものが含まれてる化合物をフッ素化物と
  よびます


一日に必要なフッ化物は、成人では一日あたり3〜4mg(0.05mg/kg)とされています。毎日の食べ物や飲み物からとる量では、むし歯を予防するのに必要な量が不足しがちです。そこで、なんらかの形でフッ化物を補う必要があるのです。
食物に含まれるフッ素長


フッ化物のむし歯予防効果



フッ化物を歯に作用させると、歯の表面から取り込まれ、歯の結晶(アパタート)の一部になります。フッ化物を含んだ歯の結晶は、普通の歯の結晶よりも丈夫になり、むし歯菌の出す酸に対してより強くなります。ですからフッ化物を適切に使うと、歯の表面が強くなり、むし歯になるのを防ぎます。
また、歯のエナメル質のまわりにフッ化物があると一度脱灰した部分の再石灰化を促進し、エナメル質の補修がしやすくなります。最近の研究では、この再石灰化促進力の方がむし歯予防効果としては大きいといわれています。



フッ化物を歯に作用させると、歯の表面から取り込まれ、歯の結晶(アパタート)の一部になります。フッ化物を含んだ歯の結晶は、普通の歯の結晶よりも丈夫になり、むし歯菌の出す酸に対してより強くなります。ですからフッ化物を適切に使うと、歯の表面が強くなり、むし歯になるのを防ぎます。

また、歯のエナメル質のまわりにフッ化物があると一度脱灰した部分の再石灰化を促進し、エナメル質の補修がしやすくなります。最近の研究では、この再石灰化促進力の方がむし歯予防効果としては大きいといわれています。
新潟県弥彦小学校では1970年より全児童のフッ化物洗口が行われてきました。1978年には保育園でもフッ化物洗口がはじまり、1989年には、4歳からフッ化物洗口、6ヵ月ごと定期健診、選択的応用シーラントの3方法で構成される「組み合わせむし歯予防プログラム」が開始されました。

このプログラムを実践した7年後、1996年には児童の全体の平均むし歯数は10人でわずか1歯でした。9割以上の学童が治療済みも含めて、むし歯が一本もない状態(カリエスフリー)の永久歯列を獲得しました。

 

平均むし歯数の年度別比較:弥彦小学校
宮川歯科医院でも、フッ素を利用した予防歯科を行っておりますので、
予防歯科にご興味がおありな方は、是非、ご来院下さいませ。




フッ化物を上手に利用する

フッ化物の利用には、いろいろな方法があります。さまざまな方法を組み合わせて行うと、いっそう効果があります。
年齢と場面に応じたフッ化物の利用方法をあげてみます 。

 
出生
保育園
幼稚園
小学校
中学校
高校
成人
老人
年齢
10
11
12
13
14
15
16
17
18
〜60
保育所
幼稚園
小学校
中学校
 

むし歯になりやすい時期
フッ化物利用の効果が大きい

低い濃度のフッ化物溶液で
口をすすぎ吐き出します
         
フッ化物溶液で口をすすぐ
(フッ化物洗口)

歯科医院
市町村
保険
センター

 
フッ化物塗布
歯に直接
フッ化物を塗る
歯科医師・歯科衛生士が歯に
直接フッ化物を塗ります。
比較的高い濃度のフッ化物を
使います。
     
フッ化物塗布
歯に直接
フッ化物を塗る
家庭   
フッ化物入歯みがき剤を使う
家庭で歯をみがくとき、フッ化物入り歯みがき剤を使う
 
フッ化物溶液で口をすすぐ(家庭でのフッ素化物洗口)
地域全体

フロリテーション(水道水のフッ化物濃度適正化)
地域に住むすべての人が利用できます。効果の点でも経済的にも優れた方法です。
わが国ではまだ実施されていませんが近い将来の実施に向けて検討が進められています。


そのほかにも、フッ化物入りスプレーや、わが国では実施されていませんが、
フッ化物補充剤・フッ化物添加食塩などがあります。



フッ化物を塗るのは専門家が

フッ化物の塗布は、専門家である歯科医師や歯科衛生士が行います。フッ化物を塗る時期も、「歯が生えたらすぐに」が原則ですが、具体的に「いつ」「どのように塗るか」については、歯科医師に相談します。子どもの頃は、次々と乳歯が抜け、新しい永久歯が生えてくるので、定期的に年に2〜6回くらい塗るのが適当です。ここで紹介しているフッ化物ゲルの塗布以外では、フッ化物溶液で綿球を使った塗布法が多く用いられています。

歯ブラシでゲル状のフッ化物を塗る

この方法では、いろいろあるフッ化物塗布法のなかでも、歯ブラシのため不安感もやわらぎ、短時間ですむので特に幼児に向いています。

フッ化物を塗ると、歯が黒くなるという声もありますが、むし歯予防のフッ化物液で歯が黒くなることはありません。歯が黒くなるのは、むし歯の進行を止めるために使うサホライド(フッ化ジアンミン銀)という液を使った場合です。
フッ化物塗布のイメージ



むし歯予防のフッ化物は安全です

フッ化物というと、安全かどうかを気にする人がいますが、安全性で問題になるのは、飲み込むフッ化物の量です。一度に大量に飲むと、急性中毒を起こします。しかし飲み込んで危険とされ医師の処置が必要となるフッ化物の量は、体重1kgあたり5mgです。(体重60kgの大人:300mg、体重10kgの子ども:50mg)

フッ化物濃度を適正化した水道水を1日1リットル飲むと、約1mgのフッ化物を飲み込むことになります。フッ化物ゲルによる歯面塗布では、子どもで9mgのフッ化物を使用し、口の中に残る量は1mg程度となります。フッ化物洗口では、洗口後、口の中に残るフッ化物は、お茶1〜2杯に含まれる量(0.2mg)と同じです。このように口の中に残る量は、危険とされる数値とかけ離れています。

フッ化物洗口後、口の中に残るフッ化物の量

フッ化物は、指示された量を守って使えば、むし歯予防に大変効果があり、世界中の学者や専門家により、研究が行われ、安全性も確認されています。すでに半世紀以上も、世界の国々で使用されています。わが国ではまだ実施されていない水道水のフッ化物濃度適正化実施国としては、天然に含まれているフッ化物やフッ化物を追加調整して利用している国々で約60カ国もあり、その他ヨーロッパでは、フッ化物添加食塩、フッ化物錠剤の利用も盛んです。

むし歯予防にフッ化物を使うことは、世界保健機構(WHO)や国際歯科連盟(FDI)をはじめ日本においても厚生労働省や文部科学省、日本歯科医師会などが推奨しています。また、日本歯科医学会では、医療環境問題検討委員会フッ化物検討部会で、フッ化物使用の安全性について多角的に検討を加えて証明を行い、1999年12月に「フッ化物はむし歯を予防する効果がある」として了承されています。

宮川歯科医院でも、フッ素を利用した予防歯科を行っておりますので、
予防歯科にご興味がおありな方は、是非、ご来院下さいませ。







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